デパートや雑誌など、今やどこででも「ブランド」という言葉を目にします。
そもそもbrand(ブランド)とは、英語「brand」からの外来語で、その語源は焼印を押す意味の「Burned」から来ており、自分の家畜と他人の家畜を間違いないよう焼印を押して区別していたことから、「銘柄」「商標」を「brand」というようになったそうです。
たとえば、バーゲンで同じ形、色の2種類の服があったとします。
見た目も素材もそっくりです。
一つは有名なブランド服でもう一方はあまり名の通ってないメーカーです。
あなたならどちらを選ぶでしょうか?おそらくブランドの服を手にする可能性が高いのではないでしょうか?そのブランド名が人に与えるイメージが「ブランド」であり、ここ数年は急速にこの「ブランド」がマーケティングの主要なテーマになっています。
企業にとってブランドは「企業の安定的かつ継続的な収益を保証するもの」なのです。
先日もモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)がイタリアブランド、ブルガリを買収したことが報じられ話題になりました。
LVMHは「ブルガリ」ブランドをグループに加えることで競争力を高め、新興国を中心とした高級品の需要急増に対応するためであり、今後はますます強力な「ブランド力」を発揮することでしょう。
<高級ブランドのコングロマリット>
モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)がイタリアブランド、ブルガリを買収したことが報じられました。
LVMHとはどんなグループなのでしょう?1987年に誕生した世界最大の高級ブランドグループLVMHは今回のブルガリ以外にも様々なラグジュアリーブランドを傘下に収めています。
ファッション&レザー事業は有名なところではセリーヌ、ケンゾー、フェンディ、クリスチャンディオールと錚々たるブランド群です。
ウォッチ&ジュエリー事業は99年に戦略的買収をし始め、タグ・ホイヤー、ゼニス、ウブロ、ショーメ、フレッド、デビアスなどを傘下にもちます。
モエヘネシー・ルイヴィトンの名の通り、コニャックのヘネシー、ドン ペリニヨン、ヴーヴ・クリコなどのシャンパンやワインではシャトー・ディケムなど高級酒業もあります。
このような高級ブランドのコングロマリットはLVMH以外にPPRとリシュモングループがあります。
LVMHと同じくフランスのPPRは、グッチをLVMHと買収劇を繰り広げ、結果PPRが傘下に収めたことも有名です。
また1988年に創立したスイスのリシュモンは多くの宝飾メーカーや時計メーカーを傘下に収めており、カルティエもその一つです。
今後も有名ブランドの買収劇は続くと見られています。
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